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コスメのサンプル宅配サービスに申し込んでみた

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出典:Grossy Box

私がGrossy Boxを申し込んでみた理由

ここ最近ウェブのバナー広告でGrossy Boxをやたらとよく見かける。見ているうちに好奇心がわいてきて、申し込んでしまった。Grossy Boxというのは、月額1,620円でコスメのサンプルやミニサイズをセレクトして箱につめて送ってくれるサブスクリプション型サービスです。私が申し込んでみた理由は以下の通り。

  • コスメは好きだけど、仕事育児家事その他で時間に余裕がなく忙しくデパートに買いに行く時間は月1回でやっとだし、そもそもカウンターでサンプルもらうの苦手。ネットでいちいちメーカーのサイトに登録してサンプル請求、プレゼント応募するのも面倒。
  • ドラッグストアでプチプラコスメを買うのは楽しいけど、気づくと意外に何千円とかになっちゃって散財してる感満載。
  • 月2000円足らずでサンプルやミニサイズをいろいろ試せてしかも家に届けてくれるなんて素敵!サプライズ感もあって楽しそう。

Birch Boxのビジネスモデル

ついでに調べてみたところ、コスメサンプルのサブスクリプション型サービスはアメリカで数年前に始まったものらしい。先駆けはBirch Boxで、ハーバードビジネススクールの美容マニア二人で立ち上げたというもの。こちらは$10/月です。シンシアローリーのコスメの限定販売とかもあり、コスメ業界の新しいチャネルとして順調に立ち上がってるように見えます。メンズ向けボックスも出てるけどこっちはどうだろう、流行るのかな・・・?BirchBoxは残念ながら日本ではサービスしていません。

数あるコスメサンプルECサイトの中で「Birchbox」が爆発的に成長した理由|海外ECサイト事例に学ぶ、売上アップのノウハウ|ネットコンシェルジェ

 

サンプルを配ったことで宣伝になり、フルサイズをサイト経由で購入された場合のマージンが収入になる、というビジネスモデル。月10ドルの料金そのもので回収するものではないのでしょう。本来ちょっと足を伸ばしたり労力をかければ無料で手に入るサンプルを、箱に詰め合わせてサプライズとともに宅配することで、有料モデルに変えている、というのが面白い。フリーミアムの逆と言えそう。アメリカではすでに同じモデルで20以上のサービサーがいて、レッド・オーシャンと化している様子。

日本におけるコスメのサンプル宅配サービス

日本ではアメリカで始まったGrossy Boxがおそらく一番手で、Prunus Box、それから2013年12月に日本で始まったVanity Boxなんかがあるようです。

厳選したコスメのサンプルが毎月届く定期購入サービス「VanityBox(ヴァニティボックス)」がサービス開始 | Shopping Tribe

月額1,620円のGrossy BoxとくらべてVanity Boxは1,980円とやや高め。美容ライターやブロガーによるレビューを多数掲載してSNSへの展開や口コミを活用しようとしているよう。そのわりには12月から更新されてないレビューがほとんどですが。ついでに勢いでVanity Boxも申し込んでしまったので、また届いたらレビューします。でも今申し込んで届くの来月末・・・。もうちょっと早く届いてほしいところ。