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クラウド、IT、女性をめぐる本と思考の旅

マクロビオティック事始め――『中美恵のキレイになるマクロビ教室 食べるエステ』

1年半ほど前にちょっと体調を崩してから、できる限り外食はやめて自炊するようになり、お昼もお弁当持参、体にいいものを食べることを心がけるようになった。すると気になり始めるのが本屋の料理本コーナー。そして最近やたらと目に付くのが「マクロビオティック」、つまり玄米菜食の料理本。多少興味はひかれつつも、ずいぶん面倒そうだなーという印象でしばらくは気にもとめていなかったのですが。
つい2週間ほど前にふとこの本を買って読んだことをきっかけに、感化されやすい私はすっかりマクロビ道に目覚めてしまいました。

「キレイにになるためのマクロビ」、と銘打っているだけあって、いろいろな体の不調、心の不調に食の面からアプローチする方法と、そのレシピが紹介されているのがまずわかりやすい。砂糖をとりすぎると頭がぼうっとするとか、乳脂肪分をとりすぎると鼻水がでやすいとか、ああ、これってそういうことだったんだ、と府に落ちるところもたくさん。
マクロビ理論の基本である「陰陽」の考え方は、一読して理解できても、実際にじゃああれは?これは?となってしまうが、そこまできちんと覚えなくても実践できるところが良いですね。
何より、女性がきれいになるためにこんな方法がありますよ、というポジティブなオーラが伝わってくる。特にこれ、


「あなたのカラダはあなたが毎日食べたものでできあがっているのです。」

この一文はかなりずっしりきた。確かにそうだ。
自分の体と正直に向き合うことは、自分の体に入れるものと、その結果をちゃんと意識することなのね。

そんなわけで、玄米を軽く取り入れたり、梅醤番茶と味噌汁を毎日飲むこと、砂糖を極力控える、週に1〜2回は動物性食品をいっさいとらない、というところからとりあえず始めています。
梅醤番茶は特に飲み始めてからだいぶ調子よくなったような気がする。お勧めです。